【HSPの対策】日常生活の中で気をつけることは?

内向型、HSPの生き方

 

「自分がHSPだと知った。でも知ったところでどうすればいいのかわからない。」

 

「他のHSPの人は普段の生活で何を気をつけているんだろう?」

 

こんなお悩みありませんか?

 

どうも、HSPのにきです。

 

今回は、HSPが日常生活を送るうえで気をつけることを紹介します。

 

 

 

HSPの特徴は?

 

まずは簡単にHSPの特徴をお伝えします。

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略です。

 

日本語では「繊細・敏感・感受性が豊かな気質を持つ人」と言われたりします。

 

主な特徴は以下の通りです。

 

  • 些細な変化に敏感
  • 直感が鋭い
  • 五感が鋭い

 

上戸えりな/『HSPの教科書』より一部抜粋

 

このほかにもありますが、長くなりすぎるのでここら辺にしておきます。

わたしはこの特徴から五感や小さな変化といった刺激に弱いんだなと感じました。

 

なので、

どのくらい刺激をシャットアウトできるかがめっちゃ重要なんですよね。

 

次からはどんどん具体的な方法をご紹介します。

 

聴覚(話し声や音)への対策

 

ズバリ、耳栓やイヤホンをするです!

 

そして好きな音楽を聴きまくる!

 

周りの音がおさえられただけで受けるダメージ量が全然違います。

いつもなら気になる音も聴こえなくなるので、音楽聴かないときもつけるといいですね。

 

さすがに仕事中につけるわけにはいかないでしょうけど、休憩中につけたりして少しでもダメージを減らしましょう!

 

安全が確保されない場所で音を遮断するのは危険なので、電車やバスでの移動中など安全な場所で使うといいですね。

 

 

嗅覚への対策

 

好きな香りのものを持ち歩くのがベストですね。

嗅覚への刺激って外出中に多いですよね。

 

特に汗とか、香水の匂い・・・。

 

ハンドクリームやアロマオイルを垂らしたタオルを持ち歩いて、リラックスしたいときに嗅ぐといいですよー。

 

マスクをする機会も多いと思うので、マスクにアロマオイル垂らすのも効果あるみたいですね。

 

持ち運べるものだったら周りに不快な思いをさせずに、ひとりでリラックスできますしね。

(こういうところがHSPあるある。)

 

 

視覚への対策

 

光を遮断して生活することはできないですが、目に映るものを減らしたいときはメガネをかけるといいですよ。

 

自分と周りの情報を切り離して考えられるようになるので、外出中もダメージを減らせそうですね。

伊達メガネでもいいので持っておくと、外出先でも視界からの刺激をやわらげることができますね。

小さい光でも気になって眠れない場合は、アイマスクをするといいかもしれません。

 

 

触覚への対策

 

肌触りの悪いものは身につけない!

長時間着ていてもストレスを感じないものを身につけましょう。

 

「この服は着ていて楽だな。」

 

と感じるものを選びましょう。

 

 

 

情報への対策

緊急事態宣言が解除されてからも、連日コロナウイルスのことが報道されてますよね。

わたし自身、コロナウイルス情報にもろにマイナスな影響を受けたので2つほど対策をご紹介しま~す。

 

情報を受けとる時間、回数を決める

 

決まった時間、決まった回数にしかテレビを見ない、あるいはSNSを見ないですね。

 

「基本的なことじゃん。」

 

と思われるかもしれませんが、これ案外バカにできないんですよ。

 

なんとなくテレビつけて、なんとなく見ちゃう。

気づいたらSNS開いてダラダラ見てる。

 

そんなときないですか?

 

自分がダメージを受ける情報はとっていないつもりでも、少しでも目に触れる瞬間ってあると思うんです。

 

その時間や回数が多ければおのずと受けるダメージは増えますよね。

 

わたしも気をつけて見ていないつもりでしたが、結果的に何もしていないのに動きたくない状況になっていました。

 

なので基本的なことですけど、見る時間や回数は決める方がいいです!

 

 

情報を受けとる内容と媒体をしぼる

 

HSPは周囲の状況に良くも悪くも影響を受けやすいので、

テレビ、SNS、雑誌などの紙媒体、ラジオ、どの媒体から情報を得るのか決めるといいですね。

 

さらに何の情報を得るためにテレビを見るのか、SNSを開くのか、ラジオを聴くのかもぜひ考えてもらいたいです。

 

自分が何の情報を得たいのかわかっているかどうかが重要なポイントです!

 

SNSを開いたりテレビをつけるときって無意識でやっていること多いんですよ。

 

それをしてしまう前に「自分にとって必要かどうか?」を考える余地を滑り込ませてください。

 

自分が今見てるものは必要なのか考える癖がついたら、ダラダラSNSやテレビを見る時間は減ります。

 

「あ、今これ必要な情報じゃないな。」っていうのがわかるようになります。

 

ので、ぜひ今の自分は何の情報を受けとりたいのか考えるようにしましょう!

 

 

ここからは、普段わたしが意識していることをお伝えします~。

 

 

必ずひとりになる時間を確保する

外出すると刺激が大量に入ってきますよね。

人や物、音、匂い、空気感(暑い、寒い、ジメジメする・・・)など五感にフルにダメージを受けます。

 

学校や職場でひとりになる時間を確保するって難しいですよね。

 

たとえひとりになれたとしても、エネルギーが回復できるぐらいの時間はとれませんよね。

 

なので、帰ってきたらひとりになる時間を必ず確保するのがベストだと思います。

 

自分が安心できる空間でゆっくりひとりになる時間をとりましょう。

 

毎日のエネルギー量を把握する

 

つらつらと対策を書いてきましたが、振り返らないと意味ないんですよね。

 

振り返りこそいちばん重要!!!

 

毎日くり返していることにどれだけエネルギーを使ってるのか知ることからはじめましょう。

 

通勤にどのくらいエネルギーを消耗するのか、

 

苦手な人と関わったときはどのくらいなのか、

 

その日の天気や気温は関係しているか、

 

などなど・・・。

 

仕事の量や、関わる人によってもエネルギーの消耗は違うと思うので、

 

毎日同じとはいきませんが、MAXでどのくらい消耗するかを基準に考えるといいと思います。

 

はじめのうちは大体で設定しておいて、それより多かったのか少なかったのかを考えましょう。

 

 

プラスで、普段の生活でどんなダメージを受けたか書いておくことをおススメします。

HSPって五感が鋭くてあらゆるものへの共感力が高いぶん、

 

自分が思ってる以上に多くの情報について考えてるし、感じてることもたくさんあると思うんです。

 

だから、すぐに忘れる。(にきの自身の問題か)

 

その瞬間はめっちゃ嫌な思いしたのに別のことに思考が奪われて、

 

 

「あれ?何か思ってたことあったけど、ちょっと時間も経ったしまあいいか・・・。」

 

ってなりません?

 

でも嫌な思いはしてるんで確実にダメージは受けてるわけですよ。

その受けたダメージを見過ごさないでもらいたいです。

 

例えばですけど、

 

上司が他の人にめっちゃ怒ってたのを聞いた→ダメージ100

 

とか、

 

電車で隣の人の声が大きかった→ダメージ150

 

とか

 

1日の中で受けたダメージと状況を知っておくといいと思います。

 

 

今日めっちゃ疲れた~って日にこそ、1日をふり返ってもらいたいです。

 

そうやってどんどん自分なりの対策方法をつくっていきましょう~。

 

 

自分なりの対策をみにつけたあとは・・・

 

視覚や聴覚、情報に対する付き合い方を知っておくとだいぶ生きやすくなります。

 

「あ、これ以上周りの音聞くのしんどいな。じゃあイヤホンつけよう。」

 

「これ以上コロナウイルスに関する情報見るとつらくなるな。テレビ消して音楽聴こう。」

 

みたいに、

 

今までまともにくらってたダメージを回避できたりおさえられるようになるんですね。

 

続けていくうちにどんどん必要な対策がとれるようになってきます。

 

自分を守る方法を知っていることが、安心感にもつながり不用意にダメージを受けることもなくなります。

 

そしたら、おのずと体力が消耗されずに残るようになってくるんです。

 

この状態を目指してもらいたい!

 

なぜかと言うと、

 

体力があったら今までやってこなかったことをやってみようかなと思えるんですよ。

 

気になってたこと勉強しようかな、行きたい場所に行ってみようかな、

 

とか何か新しくしたいことにエネルギーを使ってもらいたいので、HSPの方にはぜひ自分なりの対策を見つけてほしいです!

 

 

本日のまとめ

HSPが生活するうえで気をつけること
  • アイテムをうまく使って五感からのダメージを減らす
  • 情報を受けとるときには時間や回数を決める
  • 受けとる媒体と内容を自分がしっかり把握する
  • 安心できる場所でひとりになる時間を確保する
  • 普段の生活でどのくらいダメージを受けたか書き出す

 

どれかひとつでも取り入れてみてください!