面会緩和から学んだビジネスの本質

暮らし

 

(えー!病棟行っていいんですかー!!!)

 

なんと!父が入院している病院の面会が一部緩和されていました。

 

Skypeでの面会は4月から導入されており週に1回のペースで顔を見ていたのですが、ここにきてまさかの面会緩和・・・・・。

 

病棟に行って直接会えるようになっていましたー!!!( ゚Д゚)

 

「今週は無理なんで来週またきまーす。」と言ってきた親不孝代表にきです。

 

 

てことで今日は病院の面会緩和から学んだビジネスにおいて重要なことをまとめておきます。

 

面会が緩和されることによるメリットもればデメリットもありますよね。

 

わたしが考えた中で一番のメリットは、

 

  • 洗濯物や差し入れを直接持って行ってもらえるのでスタッフの手間が省ける

 

これに尽きます。

 

最低でも一人のスタッフの手は止められるわけですからね。

家族が直接会いに行けるのであればこの手間はなくなります。

 

じゃあデメリットはというと、

 

  • 面会の家族がコロナウイルスにかかっており患者あるいはスタッフが感染するリスク
  • 病院内で感染が広まったことにより診療ができなくなるリスクがある
  • スタッフから家族にも感染してどんどん広がっていく

 

メリットに対するデメリットの方が大きいように感じますよね。

 

でも上にあげたデメリットは面会緩和するにあたってゼロにするのは難しいことばかりですよね。

 

面会を緩和することによって感染者が出るリスクはあるけど、それよりもとるべきことがあったんだろうなと思います。

 

それは入院患者とその家族への思いです。

 

お互いがなるべく近い距離で顔を見て喜んでもらいたい、少しでも安心してもらいたいからなんだと感じました。

 

カッコつけた小難しい理念なんて掲げなくたって十分に伝わります。

「患者のため」なんて言葉だけを並べている看板よりもよっぽど思いのつまった行動です。

 

患者にも家族にも少しでも笑顔になってもらいたい、そのためにできることは何なのかを考えていることがわかります。

勝手ながら父の入院している病院はこんなにいい病院です!って自慢したくなります。

 

「患者とその家族のため」というブレない軸がそう思わせてくれんでしょうね。

 

緊急事態宣言が解除されたあと周辺の地域で感染者は出ていませんが、

東京では毎日のように数百人単位で感染者が増えたと報道され、もうすでに第二波がきているのではなんて言われています。

 

そんな中で面会緩和を実行しています。

感染リスク以前にスタッフの仕事量や、面会を再開するにあたっての具体的な感染対策など山ほど考えることはあったと思います。

特にSkypeでの面会のときからメインで動いてくださっている医療相談員の方の仕事量はより増えたのではないでしょうか。

 

ありがたいとしか言えません。

 

 

ビジネスをする上でA病院から学んだことは、

  • 思わぬ事態が起こっても、ブレない軸をもっておく

 

  • 必要な情報を冷静に見極めて集める力を養う

 

  • 目の前の人にどんな価値を提供できるのか考える

 

  • 実際にやりながら改善していく

 

ということです。

 

Skype面会に続き面会緩和の実施・・・

A病院の決断力と行動力には本当に驚きます。

 

限りない努力と行動力には本当に感謝しています。

 

そりゃ都心みたいに感染者も増えてる状況の中で面会を解除するべきだとか言うつもりはありません。

あくまでわたしの住んでいる地域についての話です。

 

特別な日でなくても学びになることはたくさんありますね。

日常から得られるものを届けられるように発信していきます!