看護師マジで向いてなかったな・・・と感じている内向型人間のにきです。
9年働いてやっとこさ出した結論です。
その理由を、病棟勤務に全てを捧げたていたにきがお伝えします。
もくじ
看護師に向いていないと感じた理由
人間関係だとか夜勤の過酷さというよりは、「環境」によるところが大きいと感じています。
今から3つお伝えします。
「人と関わる刺激」を自分でコントロールできない
内向型は刺激に弱い特性があります。
人と関わるのも刺激のひとつです。
患者、医師、自分以外の看護師、医療相談員、薬剤師、管理栄養士などなど・・・
自分以外の人と関わる時間は本当に多いと思います。
どの職場にも言えることだと思いますが。
関わる人が多いほど強い刺激になるので、エネルギーの消費もそのぶん速くなります。
エネルギー切れになると仕事のパフォーマンスは落ちますよね。
だからと言って、その日にどれくらいの人と関わるかをコントロールすることはできません。
突発的に医師に指示を受けたいことができたり、他の職種の人に共有したい患者の情報ができたり、そんな状況になることは山ほどあります。
だれがいつ面会に来るかもわからないですしね。
わたしは平日の昼間に働くことが本当に苦痛でした。
全ての勤務の中でいちばん人と関わるからです。
定時で仕事が終わってもエネルギーが全て奪われているので、家に帰っても何も手につかない・・・
こんな状況が多々ありました。
一方、夜勤になるとおのずと人の数は減るので体力的にはつらくても精神的には楽でしたね。
ひとりになれる環境がない
過剰に刺激を受けすぎて疲弊しないように、ひとりの時間を必要とするのが内向型です。
でも職場ってひとりになれなくないですか?
病室では患者や家族と関わり、ナースステーションでは他のスタッフと関わり・・・
この空間にわたしひとりイエーイ!って時はないです。
お昼時もだいたい3人ずつ交代で休憩に入っていましたが、休憩室での休憩が当たり前です。
部屋自体もそんな広くない。
人数は減っても自分ひとりということはまずない。
・・・・・・・・・・苦痛。(´;ω;`)
唯一トイレぐらいじゃないですかね。
帰るまでひとりになれないから体力の消耗もえげつない。
自分だけの仕事に集中しづらい
内向型は脳の神経経路が長いので、集中すべきことにたどり着くまでにあれこれ考えてしまいます。
だから集中するまでに時間がかかります。
記録を書くことに集中しようとしている時に、ナースコールが鳴ったり、他のスタッフに話しかけられるたびに回路が切られます。
その一度切られた回路を戻すためにはエネルギーが必要になるんですね。
回路が切られる回数が多いほどエネルギーが消費されるので、時間とともにパフォーマンスがガタ落ちします。
これ自分でどうにかできる範疇を超えてますよねー。
自分の受け持ちのナースコールに出ない、
今集中したいので話しかけないでと言う、
そんなことできません。じゃあ、あなたの仕事何?って話ですよ。
人の話し声や物音も集中しづらい原因になってしまうので、静かな環境に長時間身を置けないのは正直しんどいです。
余談ですけど、記録に残してることを読まずに直接聞かれたときはさすがにイラッとしました・・・。
いや、全部書いてますけど?読みました?読んだらわかる内容ですけど?
って上司に言いそうになりました。(怖いよ~)
実際、カルテ読まずにその日の担当に口頭で確認する人はかなり多いと思います。
自分の知りたいことはとりあえず誰かに聞くみたいな人もいます・・・。
内向型にとってはめちゃめちゃ迷惑。
結局、内向型は看護師に向いてないのか?
はっきり言うと内向型にはマジでしんどい環境です。
「向いていなかった!」とハッキリ言えます。
刺激の量をコントロールできないことがいちばんの理由です。
人や音の刺激がない静かな空間に身を置くだけで幸福度はめちゃめちゃ上がります。
マジで辞めてよかった~。
だからと言って、
わたしは辞めてよかったからあなたも絶対辞めるべき!
とか言うつもりはありません。
あなたがどうしたいのかのかはあなたにしか決められないことです。
ただ、くり返しですけど
刺激に弱い内向型にはつらいことが多い環境であるのは事実です。
この点は知っておいてもらいたいです。
ざっくりまとめると、
内向型のわたしには向いていない環境だった。
ということですね。(一言!)
本日は以上でーす!